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平成23年年賀状作成余話

平成22年12月中旬から来年の年賀状をどんなものにしようかと考え始めた。
21 平成21年は湯西川温泉の雪の中の番傘を背景に万葉集巻20-4516の「新しき 年の初めの 初春の 今日降る雪の いやしけ吉事」(大伴家持作)と巻5-815の「正月立ち 春の来たらば かくしこそ 梅を招きつつ 楽しめ終へめ」(大弐紀卿)を載せた(上の写真)。
22 平成22年は元旦を奈良県宇陀市の「かぎろひの丘万葉公園」で「かぎろひ」を見るために行っていたので、「かぎろひ」を背景に万葉集巻1-48「東の 野にかぎろひの 立つ見えて かえり見すれば 月傾きぬ」(柿本人麻呂)を載せた(上の写真)。
PhotoPhoto_2  平成23年の干支は「兎」なので、十二神将の頭に「兎」の像を載せている摩虎羅大将(まこらたいしょう)を背景にしようかと思い、岩手県寒河江市にある慈恩寺の「摩虎羅像」(左の写真)と奈良県室生市にある室生寺の「卯像」(右の写真)を候補に選んだが、どちらも「兎」の像が小さくて見えないので諦めた。
23 プロバイダーの年賀状作成サポートのデザインに富士山が海面に映っている写真があったので、この写真を背景に万葉集の中で「雪の詞」や「お目出度い詞」や「正月に相応しい詞」を使っている歌はないかと4516首を調べた。
その中から巻17-3925の「新しき 年のはじめに 豊の年 しるすとならし 雪の降れるは」(葛井連諸会)と巻19-4284の「新しき 年の初に 思ふどち い群れて居れば 嬉しくもあるか」(大膳太夫道祖王)を選んだ(上の写真)。
前者は「新しい年を迎えて、豊年になるであろう雪が降り積っている」と解釈し、賀状を受け取った人が実りの多い年となることを祈り、後者は「新年に親友が集まっているのはうれしい」と解釈し、親友の皆さん、今年もよろしくお願いしますと伝えさせてもらった。
12月22日(水)の午後に投函したので、元旦には配達されるであろう。

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