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パリ・オペラ座公演「みやびな(優雅な)インドの国々」

NHK BSで放映されたパリ・オペラザ公演 ジャン=フィリップ・ラモー作曲 「みやびなインドの国々(2019.8.8/10公演)」、パリ・オペラ座バスチーユの録画を5月26日(火)に観た。フランス語で字幕は日本語。管弦楽:カペラ・メディテラネア、指揮:レオナルド・ガルシア・アラルコン、演出:クレマン・コジトレ、愛の神エベ(プロローグ)/インカの王女フェニ(第二話)/アメリカ先住民の娘ジマ(第四話):サビーヌ・ドゥヴィエル、トルコの娘エミリ(第一話)/インカの王女ファティム(第二話):ジュリー・フックス、戦いの神ベローヌ(プロローグ)/インド人アダリオ(第四話):フロリアン・サンペイ、ペルーの祭司ユアスカル(第二話)/スペインの将校アルヴァール(第四話):アレクサンドル・デュアメル、トルコ人の奴隷ヴァレル(第一話)/ペルシャの王子タクマス(第三話):マティアス・ヴィダール、アムール(プロローグ)/アリの奴隷ザイール(第三話):ジョディ・デボス、トルコの太守オスマン(第一話)/飾り窓の主人アリ(第三話):エドウィン・クロスリー・マーサ、スペイン将軍カルロス(第二話)/フランス将軍ダモン(第四話):スタニスラス・ド・バルベラク。タイトルの「インド」は欧米から遠くはなれた国の意味合いだそうだ。物語の構成は「プロローグ」、第一話「偉大なトルコ人」、第二話「ペルーのインカ人たち」、第三話「花々」、第四話「未開の人々」である。「プロローグ」は寓話的で、遠い国での愛の物語が紹介されている。第一話から第四話までは本当らしい人物が登場する。物語は次のようになっている。「プロローグ」では愛の神エベがヨーロッパの若者を集め愛の尊さを話している時に戦いの神ベローヌが現れ若者を戦いに引きずり込む(キューピッドが矢を射て100の愛を勝ち取れ)。ベローヌはアムールに恋をする。「第一話」はトルコの司令官オスマンは奴隷のフランス人のエミリを見初めるが、恩のあるヴァレルを恋していることを知って二人を開放する(ヴァレルとエミリの二重唱「飛べ、西風の神よ」)。「第二話」はインカの王女ファニとスペイン将校が愛し合っているが、祭司のコアスカルもファニを愛しているので、「神が君の夫を指名している」と言って結婚を迫る(アリア「輝く太陽よ」)。ファニの心は変わらずカルロスとの愛を誓う(二重唱「二人の愛は永遠」)。「第三話」はペルシャの王子タクマスは親友のアリの奴隷ザイール、アリはタクマスの愛人ファティムを愛している。タクマスはザイールの真意を、ファテイムはアリの真意を確かめるために、タクマスは女装、ファティムは男装をしてザイール、アリに接触する。タクマスはザイールの誤解を解き、ファティムはアリの本心を確認した(四重唱「甘美な愛のきずなよ」)。「第四話」はスペイン将校のアルヴァールとフランス将校のダモンはアメリカ先住民の首長のジマを巡って争っている。ジマは嫉妬深いスペイン人の愛は重たすぎる、移り気なフランス人の愛は軽すぎるとインド人のアダリオを選ぶ(ジマのアリア「キューピットよ、我らの地を飛んでください」、アダリオとジマの二重唱「結婚の神よ、来て下さい」)。愛の神エベが再登場してアリア「歓喜よ、この森で勝ち誇れ」を歌う。

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